お陰様で、大盛況の内に、講演会&コンサート「成城 響きあう街」第3回
「妻・平山美知子が語る 日本画家 平山郁夫 〜過去への想いと未来への祈り〜」は、終了いたしました。
ご来場くださいました方々に厚く御礼申し上げます。

「アットホームな雰囲気の中で、素晴らしい才能に触れさせていただいた」、「とても心がほっこり温まりました」などと、嬉しいメッセージをたくさんいただきました。
誠に、ありがとうございました。

次回は、2011年5月21日(土)夜を予定しております。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。

「成城 響きあう街」実行委員会

 

(劉薇さんによって演奏された曲目)

◇馬思聡 : 山歌
        牧歌
◇李中漢 : 新疆の春
◇陳 鋼 : 太陽照らすタジククルガン
◇寺嶋陸也 : 奄美の子守唄
◇山田耕筰 : からたちの花
◇カタルニヤ民謡・カザルス編 : 鳥の歌
◇ポルムベスク : バラーダ

(以上、無伴奏ヴァイオリンによる演奏)

 

成城の商店街も、街並みも変わっていくことを悲しく想い、音楽や文化と響きあう街になることを願って、昨年から始めた「成城 響きあう街」プロジェクトです。

第3回目は、一年ほど前に逝去された日本画壇の最高峰 平山郁夫画伯と共に半世紀以上を歩まれた、美知子夫人(平山郁夫シルクロード美術館館長)をお招きしました。

平山画伯は40年以上にわたり、美知子夫人とシルクロードを130回以上も旅をして、仏教伝来の道を描き続けてこられました。
また、広島での被爆体験により、生涯を通して、世界平和を心から願い、ユネスコ親善大使や日中友好協会会長などを務め、
国境を超えて、文化遺産保護に多大なる貢献をされました。

亡くなる半年ほど前には、「平山郁夫絵画教室」を開き、子どもたちに楽しみながら描くことの大切さを伝えられました。

平山画伯の幅広い活動と、その想いなど、子どもたちとの交流の映像も上映して、様々なお話をお伺いいたします。

その後、成城在住で東京藝術大学より演奏分野では数の少ない音楽博士号を授与され、日中音楽文化の架け橋として懸命に音楽活動をされている、シルクロード出身のヴァイオリニスト劉薇(リュウ ウェイ)さんによる故郷ゆかりの音楽を中心としたコンサートを行います。

是非、お楽しみください。

日 時
 2010年11月28日(日) 午後2時30分 開演 (午後2時10分 開場)
場 所
 成城ホール (世田谷区成城6-2-1) TEL: 03-3482-1313
 ※小田急線「成城学園前」 徒歩4分  地図
入場料
 3,500円 (全席自由、前売り制)
お申し込み・お問い合わせ
 「成城 響きあう街」実行委員会
  MAIL: seijo.hibiki@gmail.com
 FAX: 03−3483−2206
  (ご住所、お名前、TEL、チケットの購入枚数をご明記してください)
  TEL: 090−9827−5558
  (留守電の場合は、メッセージをお残しください)
お振込先
 三菱東京UFJ銀行 成城支店 普通 番号 0033699
 「成城 響きあう街」実行委員会
主 催
 「成城 響きあう街」実行委員会
後 援
 公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館
企 画
 株式会社HORSE PARK INTERNATIONAL
司 会
 武田 竹美

【平山 郁夫 プロフィール】
1930(昭和5)年、広島生まれ。15歳の時、広島市内で被爆する。
1952年、東京美術学校(現東京藝術大学)日本画科を卒業。
1973年、東京藝術大学教授。
1989-1995年、2001-2005年、東京藝術大学学長。
1996年、フランス共和国レジオン・ドヌール勲章、1998年文化勲章受章。
2000年、薬師寺玄奘三蔵「大唐西域壁画」完成。
2004年、山梨県北杜市に平山郁夫シルクロード美術館完成。
2009年、12月2日脳梗塞のため死去。79歳。
日本美術院理事長、ユネスコ親善大使、日中友好協会名誉会長、文化財保護・芸術研究助成財団理事長、財団法人平山郁夫シルクロード美術館理事長を歴任。

 

【平山 美知子 プロフィール】
1925年、東京生まれ。
1952年、東京美術学校(現東京藝術大学)日本画科を首席卒業。
      平山郁夫とともに、新制東京藝術大学美術学部の副手と
      なる。
1953年、第38回日本美術院展に「群像」が初入選、同時に初奨励
      賞・白寿賞を受賞。
1954年、第9回日本美術院展春の小品展に「猫」が連続入賞・奨
      励賞を得る。
      第39回日本美術院展に「裸婦」が入選。
1955年、東京藝術大学の同級生、平山郁夫と結婚。
結婚と同時に筆を折る
現在、 公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館館長。
著書に「私たちのシルクロード」(実業之日本社版)、「シルクロード夫婦行」(毎日新聞社版)、「道はあとからついてくる」(主婦と生活社版)などがある。

 

【劉 薇(リュウ ウェイ) プロフィール】
中国西安音楽学院ヴァイオリン科卒業、同音楽大学教師を務める。
1986年に来日、桐朋学園大学を経て、東京藝術大学大学院で修士・博士課程を修了。
1999年学位論文『ヴァイオリニスト・作曲家としての馬思聡(1912-1987)研究』および馬思聡作品の演奏で、東京藝術大学より演奏分野では数の少ない音楽博士号(D.M.A)を授与される。
中国の大作曲家馬思聡作品の発掘・初演を多く行い、日本のみならず世界に紹介している。日本各地、米国カーネギー・ホール、北京中央音楽院ホールで演奏を行う。
日本音楽財団より1736年製の名器〈グァルネリ・デル・ジェス〉を貸与され、「名器披露コンサート」を各地で開催する。NHKホール「オリンピックコンサート2008」で新日本フィールハモーニと協演、「劉薇とドレスデンの音楽かによる室内楽の夕べ」では、ドレスデン国立歌劇場のメンバーと、馬思聡の弦楽四重奏の日本初演を行う。また、アムステルダム・ロイヤルコンセルトへボウのメンバーとも共演。
2009年、浜離宮朝日ホールで新CD「日本のヴァイオリン作品集」出版記念リサイタルを行う。
国内外での演奏のほか、NHK-FM、TV放送出演など、演奏活動と同時に講演(文革嵐の中での音楽経験)も多く行い、活動は多岐にわたる。
これまで馬思聡のヴァイオリン作品集CD3巻と西洋名曲集1巻及び日本のヴァイオリン作品集1巻を出版している。共立女子大学で講義「アジア文化論(中国芸術)」を担当。
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【これまでの記録】
・ コンサート 「成城 響きあう街」 第1回
〜 鈴木大介 クラシックギターの夕べ 〜 (2009.7.11)

・ チャリティー講演会「成城 響きあう街」第2回
〜 映画監督 山田洋次 家族を描きつつ 〜 (2010.5.29)

 

【ご参加くださった方々からのご感想】

●コンサート「成城 響きあう街」第1回
 〜 鈴木大介 クラシックギターの夕べ 〜 (2009.7.11)

  • とても密度の高い良いコンサートでした。第一回目にふさわしい催し物でした。
  • 今日のコンサートはある意味で究極の癒し系コンサートだったと感じ入りました。
  • 第1回と思えないほど、会場の雰囲気がとても温かく、とても居心地のよいコンサートでした。
  • 大介さんの演奏には本当に感動。心がふるえて涙が出てきました。
  • アットホームで、素敵な演奏会でした。
  • 満員のお客様でした。温かい雰囲気の楽しいコンサートでした。
  • あのくらいの規模のコンサートが一番居心地いいですね。
  • このような音楽会の始まることをとても期待していました。次回も楽しみにしております。
  • 成城、きっともっといい街になりますね。自分も地元でなんかしたいなぁと思いました。
  • 成城の地元の方がほとんどとお見受けしましたが、とても温かく、また成城らしい上品さもあり、良いコンサートでした。
  • コンサートにいらした方たちは絶対に次の企画も楽しみにされていると思います。
    次はどのような企画をなさるのか楽しみにしています!

 

●講演会「成城 響きあう街」第2回
 〜 映画監督 山田洋次 家族を描きつつ 〜 (2010.5.29)

  • あふれんばかりの監督の映画への愛情や敬意が聞いている私どもにも伝わってきすぎて嬉しくなり、涙が出てきました。
  • 映画がもの凄く観たくなって、今、興奮しています。ありがとうございました!!
  • 素晴らしい講演会でした。まさか、(失礼!)こんなに面白い講演会と、誰が想像したでしょう。
  • 想像以上の楽しさでした。今、講演会から一夜明けましたが、心の中に、なにかポッと温かいものが残っています。
  • リラックスして楽しめる会でした。ホールの大きさもお話を聞くのに丁度良い感じでした。
  • とてもアットホームな雰囲気を感じました。
  • お客さんが口々に「今日は楽しかった」と笑顔で感想を言いながらお帰りになるイベントは成功した企画だと思います。
  • 映画の歴史から始まって、映画作りそのものに対する監督の情熱を感じました。地域のホールを大切にして、今後の企画、楽しみにしています。
  • 満員御礼!やっぱり 監督のお人柄を強く感じさせる いいお話でした。
    友人たち みな満足でした。
    今年中に三回目があると聞きました。またお知らせくださいね、大成功!

 

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